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ボラは、その体が大きく丸いことから「ほはら(太腹)」または「ほほはら(含腹)」という古い呼び名が転じて、こう呼ばれるようになったと言われています。 現在でも「はらぶと(腹太)」と呼ぶ地方があるようで....
ボラは、その体が大きく丸いことから「ほはら(太腹)」または「ほほはら(含腹)」という古い呼び名が転じて、こう呼ばれるようになったと言われています。 現在でも「はらぶと(腹太)」と呼ぶ地方があるようです。 また、エサを採るときに頭を泥の中に突っ込んで掘り返しながら食べるため、「掘る」が転じてボラになったという説もあります。 日本書紀には口に特徴がある魚として「くちめ(口女・口魚)」、名前が成長につれて変わるめでたい魚として「なよし(名吉)」という呼び名が記されています。 ちなみに江戸時代の百科事典「和漢三才図絵」では、日本神話にある「山幸彦と海幸彦」の話の中で海幸彦の釣り針を呑み込んだ魚はボラだとされています。 中国では「鯔魚(ズユィ)」と呼ばれますが、ボラを表わす「鯔」や「鰡」という漢字には、どちらにも「水の流れの緩やかな場所に棲む魚」という意味があり、使い分けについて特に区別はないようです。 日本では、これらの字に訓読みを当てて、ボラと読むようになりました。 「鮱」と書かれる場合もありますが、これは育ちきったボラのことで、オオボラまたはトドと読みます。尾びれ 後縁が大きく切れ込んでいる俊敏な泳ぎにふさわしい大きさを誇る鯔ぼら【Mugil cephalus Linnaeus (スズキ目ボラ科ボラ属)】世界各地の暖かい海や亜熱帯の海域に分布。日本では北海道から南の沿岸に生息する。ぼら 鯔・鰡 Winter 2012 Fのさかな8