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私の稽古人生を励まし続けていただいた言葉です。 多くの方々は、「ひらめき」と「思いつき」を区別なさらない。ひらめきは、練習量の上澄み。稽古は、増力練達を招き、練達がほんとの洞察力を育てます。 洞察は....
私の稽古人生を励まし続けていただいた言葉です。 多くの方々は、「ひらめき」と「思いつき」を区別なさらない。ひらめきは、練習量の上澄み。稽古は、増力練達を招き、練達がほんとの洞察力を育てます。 洞察は創造力の源泉ですから。練達まで、できる人は幸せ者です。 心理学においては〝勘・ひらめき?は練習量の上澄みである。練習量とは失敗量に等しい。失敗量の分析、その上でのさじ加減。百錬自得の日常から噴出するといいます。「強き稽古、物数を尽くせよ」この言葉に、私は望みを託しております。「いのちを養う四季のスープ」(NHK出版)より 写真:小林庸浩氏辰巳 芳子一九二四年生まれ。料理研究家の草分けだった母・浜子氏のもとで家庭料理を学ぶ。また、宮内庁大膳寮で修業を積んだ加藤正之氏にフランス料理の指導を受け、イタリア、スペインなど西洋料理の研さんも重ねる。父親の介護を通じてスープに開眼し、鎌倉の自宅でスープ教室「スープの会」を主宰する。NPO「良い食材を伝える会」代表理事。「大豆100粒運動を支える会」会長。(NHK出版刊「辰巳芳子 慎みを食卓に?その一例?」より紹介)●主な著書として、辰巳芳子にまなぶ希望をはぐくむ日々の食卓/「手しおにかける食」の提案 別冊太陽/慎みを食卓に?その一例?/いのちを養う四季のスープ/料理歳時記/あなたのために―いのちを支えるスープ/他多数。5 Fのさかな Winter 2012