fsakana21 Fのさかな21号 甘蝦(あまえび) 2011年 秋

Fのさかな21号 甘蝦(あまえび) 2011 秋 page 8/40

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概要:
能登半島のお魚の情報誌

甘蝦あまえび【Pandalus eous (エビ目タラバエビ科タラバエビ属)】太平洋北部やオホーツク海、ベーリング海、さらにカナダ東岸からグリーンランドに至る広い海域に生息。日本では山陰から北の日本海沿岸や北海道沿岸の深海に生息する。石川県が平成7年4月25日に指定した「四季のさかな」のうち、秋の魚として選ばれている。ホッコクアカエビ 北国赤蝦腹肢孵化するまで卵を抱えて保護する第三腹節の背面中央と後端に2ヶ所、第四腹節の背面後端に1ヶ所トゲがあるふくし エビの仲間はイセエビのように海底を歩くものと、ホッコクアカエビのように海中を泳ぐものとに分けられます。 現在知られているエビの種類は世界で3,000種ほどあり、そのうちの約150種が食用にされています。 古くはエビといえば、浅い海で獲れるイセエビを指しました。 その体の色が葡萄の色に似ていることから、いつしか「えび」と呼ぶようになったと言われ、現在でも「葡萄色」と書いて「えびいろ」と読むことがあるのは、その名残りです。 他にイセエビの長い触角から「柄鬚(えび=柄のように長いヒゲ)」と表わしたためという説もありますが、こちらは元々あった「えび」という言葉への当て字だと思われ、また「海老」と当て字するのは長い触角(ヒゲ)と曲がった腰を老人に見立てたためで、昔から長寿の願いを込めた縁起物として扱われます。 エビは様々な漢字で表わされます。「海老」「?」「蛯」はイセエビのような大きいエビの仲間、「蝦」「魵」「鰕」はホッコクアカエビのような小さいエビの仲間を表わすとされていますが、実際にはあまり厳密に区別されているわけではないようです。 ちなみに英語ではエビは大きさにより呼び方がわけられており、伊勢エビくらいのものはLobster(ロブスター)、クルマエビくらいのものはPrawn(プローン)、甘エビくらいのものはShrimp(シュリンプ)と呼ばれます。 また、同じ甲殻類でもカニにはスベスベマンジュウガニなど猛毒を持つものがいますが、いまのところエビの仲間で毒を持っているものは確認されていません。 Autumn 2011 Fのさかな8