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Fのさかな20号 虎魚(おこぜ) 2011年 夏 page 17/40

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概要:
能登半島のおさかな情報誌

平家の末裔と平家伝説壇ノ浦の戦いの後、平家残党による反乱は約二十年近くも続き、往時の平家政権の巨大さ、平家の武士たちの執念がうかがえます。平家嫡流は断絶しましたが、末裔を称する集落から、平家の落人集落、隠れ里と称するまでさまざまな、平家の栄華と悲劇の物語が全国各地に残されました。清盛の孫娘や清盛の弟たちの孫娘達も、それぞれ天皇家に嫁ぎ平家の女性達によって血脈を伝えたのでした。公家平氏時忠の従兄にあたる甥は養子となっていたため、一族の子孫は途絶えずいずれも名門として栄えていきました。義経と関わる時忠壇ノ浦で時忠は、義経に機密文書を押収された為、娘の蕨姫を嫁がせることで身の安全を謀ろうとしました。しかし蕨姫をめとった事で義経と頼朝の関係は悪化、時忠は能登へ配流されることになりました。やがて、義経も頼朝から追われる身となり、奥羽州へ逃れる途中、石川県奥能登珠洲大谷に時忠を蕨姫と尋ね最期の別れをしたという云い伝えもあります。能登平家物語上/「平家物語絵巻」より 林原美術館蔵下/源平合戦図屏風(右隻) 埼玉県立歴史と民俗の博物館蔵17 Fのさかな Summer 2011