エフのさかな15号 2010年 春 【コノシロ】 page 8/40
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概要:
刻々旬々 祭りご馳走の名脇役コノシロ
コノシロは、マイワシやウルメイワシと同じニシン科の仲間。外見こそ違いますが、イワシと同じように群れで泳ぎプランクトンを食べて生息しています。銀白色の体に整然と並ぶ黒点が印象的な魚。寿命は6?7年と言われ成長に応じて名前が変わることから、ブリやスズキと同じ出世魚として知られています。 寿司屋で光りものの「コハダ」といえば知る人も少なくないでしょう。そのコハダが成長するとコノシロと呼ばれます。身肉が柔らかく小骨が多いため酢でシメて食べるのが一般的。 ブリやスズキは成長とともに脂がのり人気が高まりますが、コノシロは成長とともに敬遠されてしまうようです。市場でもてはやされるのは、「コハダ」と呼ばれる若魚です。?コノシロの歴史江戸時代に敬遠された諸説 コノシロは沿岸域に生息するため昔から庶民の知る魚でした。しかし、あらゆる理由により敬遠されることも多かった魚です。特に江戸時代の武家社会では、呼び名に言いがかりをつけて食べなかったそうです。当時の随筆で「塵塚談」には、「武家は決して食せざりしものなり、コノシロはこの城を食うというひびきを忌みてなり。」と記されています。これは武士の大切な「この新潟県以南の日本海、宮城県南部以南の西太平洋、朝鮮半島、台湾、南シナ海北部に分布する。沿岸性の魚で内湾や河口付近の汽水域に群れで生息する。【Konosirus punctatus (ニシン目ニシン科コノシロ属)】コノシロ ?・鮗・?・??このしろ鰭 背ビレの最後の軟条は糸状に長く伸びる。 よく似たニシン科のサッパにはこの長い鰭がない。 尾鰭は黄色みがかった二叉形(にさけい)。ちり づか Spring 2010 Fのさかな8