エフのさかな15号 2010年 春 【コノシロ】 page 28/40
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概要:
刻々旬々 祭りご馳走の名脇役コノシロ
若者が暮らす能登・number.05栽培から完成まで全て自分の手によるワインを作りたい。OL、インストラクター、語学留学色々試したけどたどり着いた場所は生まれ育った場所。屋内の仕事は性に合わない事がわかり、日向の匂い、潮の香りのする砂丘地に戻ってきた。ぶどう農園の仕事はきついけどやりがいがあり楽しい。県内有数のぶどうの産地に栽培歴2年目の女性をたずねました。 まだ新米なんです「撮影場所はハウスの上がいいなぁ」青空のもとハウスの補修作業をしていたらしく、手には補修用のテープとハサミを持ち、高い所へもヒョイヒョイと登って行く。男勝りに見える竹森さと子さん( 31歳)は、小麦色の肌にニコニコした少しシャイな女性。料理や裁縫も好きだという家庭的な一面もある。さと子さんの家はぶどう専業農家。姉や妹が嫁いで行く中、家業を継ぐのは自分しかいないし、外の世界もみてきたから今度は親孝行の番だ、と小さな声で言う。 高校卒業後、OL生活やジムのインストラクターを経験。「基本的に体を動かす事が好きみたい」という。なるほどフットワークが軽いわけだ。思い立ったら行動しないと気が済まない性格でオーストラリアへ語学留学もした。「日常的に英語をしゃべらないと生活できないから必死やった」と、当時を振り返る。留学のお陰で精神的に強くなったとのこと。 いろいろと経験してたどり着いたところが慣れ親しんだぶどう農園での仕事。家業を手伝って2年目のさと子さんは「箱の中の仕事は性格に合わなかった」「今の仕事はきついけど楽しいです」という。案内してくれたハウスの中は散水後のむせ返った土の匂いが立ちこめていた。 多忙なシーズンは休み無し 6月から9月のシーズン中は休みが無い。たわわに実った房が延々と続くハウスの中は甘い香りに包まれ、多い日は100人以上ぶどう狩りに訪れる。竹森ぶどう園のぶどうは、低農薬・有機栽培が特長。安心安全を求め、特に土づくりは念入りだ。農薬[ ぶどう農園3代目をめざして修業中 ・ 竹森さと子 ]たけ もり竹森ぶどう園マスコット完熟くん Spring 2010 Fのさかな28