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エフのさかな14号 2009年 冬 【フグ】 page 30/40

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概要:
刻々旬々 スリリングな魚の王者フグ

若者が暮らす能登・number.04めざせ、日本で一番安全で甘い栗いろいろなものに惑わされず自分らしく生きたい。都会のサラリーマン暮らしから田舎の栗農家に転身した若者の栗農園にかける情熱は深く熱い。輪島朝市で一番熱い青年をたずねました。 農業経験ゼロからのスタート サラリーマン生活にピリオドを打ったのは7年前。組織に向かない人間だと思い知らされ今までの生活をあっさり捨てた。「朝起きて会社に行くのが嫌だと思う人生は送らない」と堅く決意した。そう話す松尾さんは、今はムチャクチャやりがいを感じていると活力に溢れている。 会社を辞めて始めに漁業に挑戦。しかし漁師にとって致命的ともいえる船酔いが10ヶ月経っても収まらず漁師を断念。残るは農業しかないと探し当てた「能登栗農家」。どこにでもあふれている後継者不足による募集が縁なのだ。 3ヶ月の研修期間を経たと言えどもしょせん農業は素人。生業にするにはほど遠い現状である。生きる為には収入が不可欠。夜8時から朝6時までアルバイト。朝7時から昼の12時まで栗の世話。午後から休息を取る、そんな生活サイクルが始まった。 農繁期になるとアルバイト先は時間の融通を利かせてくれるなど、周囲の協力は有難かったという。がむしゃらに学び働き4年目にようやく専業にこぎつける。「サラリーマン時代には経験できなかった感動がある」というが、道はそんなに甘くはなかったはずだ。 運命の出合い  栗農家を始めてからまもなく和栗に詳しい東京のくりはちさんとの出合いが訪れる。「この方々がいなかったら今のボクはありえないです」というくりはちさんに、栗の世話や土づくりから商売の仕方、PRの方法などあらゆることを学んだ。100[ バリバリ働く能登栗栽培人 ・ 松尾和広 ]まつ お かず ひろ・・・・・・・・ Winter 2009 Fのさかな30