エフのさかな14号 2009年 冬 【フグ】 page 20/40
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概要:
刻々旬々 スリリングな魚の王者フグ
河豚の卵巣の糠漬け 日本発掘文献によると、貝塚から、多数のフグの骨が出土しています。フグは、縄文の昔からすでに食用されていたようです。しかし、安土桃山時代、朝鮮出兵の際、九州に集められた武士たちがフグを食べて多くの人が中毒死したことが原因で豊臣秀吉は「河豚食用禁止令」を発令、徳川の時代へと引き継がれていきましたが、ひそかにフグは食べられていたようです。芭蕉や一茶の俳句の中にも登場したり、「フグは食いたし命は惜しし」ということわざもあるほど、フグの美味しさが浸透していったことがうかがわれます。明治時代、時の総理大臣伊藤博文が下関でフグを食べ、その美味しさに感動し、山口県に限りフグ食を解禁します。その後フグ取扱い条例が定められ西日本を中心に全国にひろまりました。食文化と歴史 Winter 2009 Fのさかな20