エフのさかな14号 2009年 冬 【フグ】 page 19/40
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刻々旬々 スリリングな魚の王者フグ
水分が多い、その身質を鮮度と素早い下処理によって唐揚にしたものも最高に旨い。身質自体に水分がとても多いげんげは、調理が面倒くさそうに見えますが、調理方法は至ってシンプル。頭と内蔵を取り除き、ぬめりを取った身肉をブツ切りにして二度揚げする。この2 度揚げするコトがポイントで表面はカラっとして身肉はプルっとホッコリ唐揚の出来上がり。また、げんげは干物でも旨く、いい意味でクセのある食感、独特の旨味と脂は酒飲みの酒肴には喜ばれます。能登半島に来た際は是非、魚市場やお寿司屋さんなどで「げんげ」を探してみてください。そのユーモラス( グロテスクとも言うかもしれませんが…笑) な風貌からは想像つかない旨さを味わえると思いますので!1967年東京生まれ、幼少の頃より無類の魚好き。しかも魚は「食べる」コトと「釣る」コトの両方を生業にしているという、魚にとっては大迷惑なオトコ(笑)。「食」に関しては年間200日以上、江戸前鮨を食べ歩く無類の鮨好き。自身の主催する鮨サイト鮨士道 (http://www.uki11.co.jp/sushido/)は鮨好きの間ではあまりにも有名。同題の執筆本「鮨士道」も新風舎より好評発売中。「釣」に関しては現在、 釣り雑誌「Rod&Reel」にて世界秘境釣行記を不定期連載中。また近海で獲れる魚から津軽海峡の黒鮪まで鮨種になる魚は自分で釣りあげ、食べ比べしないと気がすまないという変わり者。日本人未踏、誰もまだ釣っていない魚を求め年間6回以上の海外秘境遠征を繰り返し、2005年にはアマゾン奥地でインディオに襲われ死にそうになる経験をするも、まったく懲りずに(笑)前人未到の地を求め旅する釣旅アングラー。干物はオーブントースターで簡単に焼けます19 Fのさかな Winter 2009