エフのさかな14号 2009年 冬 【フグ】 page 16/40
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刻々旬々 スリリングな魚の王者フグ
1977年、米国でマクガバンレポートという報告書がまとめられた理由には、国家財政を圧迫するほどの巨額の医療費の問題があり、解決策で重要なのは「食生活」にあると着眼、「高カロリー・高脂肪の動物性食品を減らし、出来るだけ精製しない穀物や野菜・果物を多く摂るように」とし、最も理想的な食事は「元禄時代以前の伝統的な日本食である」と明記。にも関わらず、日本人は逆に日本食をとる人が減り、洋食やハンバーガーの摂取がふえているのは皮肉な現象です。 「まごわやさしい」先唱者は食品研究家で医学博士の吉村裕之先生。ご存じの方もいると思いますが、バランスの良い食事の覚え方です。日本人は、健康によい食材を摂る習慣を持ち続けてきました。おめでたい行事や彼岸に食べる「お赤飯」や「おはぎ」には豆が、お節料理、節句などの祭事、行事の料理にも「まごわやさしい」が登場しています。ごはんを主食に旬の野菜・海藻・魚貝類・発酵食品を副食として日本の風土で生まれた恵みを毎日いただきたいものです。まごわやさしいいしさやわごまわかめなどごま豆類海藻類魚野菜しいたけなどきのこ類いも類「まごわやさしい」に肉が入っていない事はお気づきになりましたか?肉は、たんぱく質を摂る上で欠かせない食材です。取り過ぎはダメですが適度に摂取する事が必要です。「まごわやさしい」に肉がないのは、脂肪過多の食事を改めて欲しいという意味ではないかと考えられます。アメリカ上院議員マクガバン氏を委員長とする栄養問題特別委員会による報告。アメリカ人が動物性脂肪や砂糖の摂取が多すぎる事に加え、加工食品によるミネラルや、ビタミン、食物繊維の不足などの問題を指摘。病気予防のため、間違った食生活を改める必要性を記しました。このレポートは全米や世界に衝撃を与え、日本食=健康食といったイメージが広まりました。良質のたんぱく質、炭水化物、脂質をはじめ、ビタミンB群やビタミンE・ミネラル・食物繊維が含まれます。栄養価が高く、生活習慣病予防に強い味方。食物繊維・カルシウム・ミネラルなど栄養豊富。コレステロール値を下げ、若返りのビタミンEも含まれます。別名「海の野菜」。ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富。ヨードは甲状腺ホルモン生成に不可欠。油と一緒に調理する事で吸収率が上がります。野菜の薬効は多様ですが、免疫力のあるカロチンは炒めものや、ゴマ油の入ったドレッシングを組み合わせると吸収されやすくなります。青魚には、血管系の病気に役立つEPAと、脳を活性化するDHAが多く含まれています。骨ごと食べたり、スープにして魚の骨も上手に利用しましょう。カルシウムの吸収を助けるビタミンDや食物繊維が豊富。成人病予防や肥満予防や免疫力を高めてくれます。炭水化物・ビタミンC・食物繊維が豊富。ジャガイモはカリウムの王様、塩分を体外に排出してくれます。フランス語では大地の林檎とよばれています。※1※1 マクガバンレポートここでちょっと疑問あなたは今日、 何を食べましたか? Winter 2009 Fのさかな16